劇場版『名探偵コナン ゼロの執行人』

初日に観てきました。
半分観たところで妹に「今年の映画クソだぞ」とLINEしそうになるくらい
あまりにひどい出来だったので、びっくりしたし、悲しくなりました。

来年の改善に期待という意味も込めて、書きます。
ネタバレしかしません。

世間一般の評価は知りません、
あくまでわたし個人が感じたことです。
人それぞれ違った感想を持つのは当然のことなので、面白かったと感じている方を否定するつもりも全くありません。

これを書いている人

名探偵コナンが大好きです。
江戸川コナンより小さいころからコナンを読み続けています。
(幼稚園生が殺人漫画を読んでいた)

単行本を発売日に購入し続けています。もちろん全巻持っています。(本編だけ)
コナンだけが好きなので、サンデーは読んでいません。
映画も、毎年公開初日に観に行っています。

コナンカフェに行ったりとか、グッズ集めとかはしていません。
アニメの絵はそんなに好きじゃない。

コナンのリアル脱出ゲームは時々参加しています。

酷評をする前に、先に言っておきます。
「今年の映画はだめだ」、とか言いながら毎年ちゃんと観てるので、
来年も観ます。
コナンサイコー!(?)

感想

やばい。
出来がひどすぎる。
あまりにひどくてびっくりした勢いでこれを書いています。

普段映画レビューとかしないし、映画は「年に、コナンと他に何か1本観るくらい」の人間なので、
語彙力も少なければ知識も少なく不慣れですが、
コナンに対する愛は深いので、今年の映画の何がよくなかったのか、自分なりに頑張って文章を書きます。

ストーリーが分かり易すぎる(≠犯人がわかりやすい)

大きな建造物が爆発する

開始1分、テレビニュースで
「これが、今回新しく作られたエッジオブオーシャン(複合施設)です!この建物(名前忘れた)が、5/1から始まる東京サミットの会場です!」
と紹介されます。

ある程度コナンを観たことがある人は皆、「あ、これ爆破されるやつ」と思ったことでしょう。

案の定、その1分後、サミットの会場が爆破されました。

さすがに開始2分で爆破された点は、想定外でしたが、
あまりに予定調和な展開です。

探査機からの落下物が蘭姉ちゃんのところに落ちてくる

上記、エッジオブオーシャンのニュースの後、
「この後は、5/1に地球に帰還する探査機、はくちょうのニュースです!」
という音声が流れます。

ある程度コナンを観たことがある人は皆、「あ、これ想定外のところに落ちてくるやつ」と思ったことでしょう。

案の定、終盤になって、このカプセルは、警視庁めがけて(?!)落ちてくることになります。

また、そのあと、毛利一家と園子たちが警視庁めがけて落ちてくるカプセルの被害を免れるために避難する様子が写し出されます。
ここで、ある程度コナンを観たことがある人は皆、「あ、これカプセル蘭姉ちゃんの方に落ちるわ」と思ったことでしょう。

案の定、警視庁から進路を変えたカプセルは、ピンポイントで蘭姉ちゃんのいるタワーの展望台めがけて落ちてきました。


映画を観た後に初めて予告編を見ましたが、
「予告編ですでに爆破されていることがわかるし、わかりやすくたっていいじゃん?」って感じなのかな?

私みたいに予告編さえ見ずに観に行く人だっているし、
映画として、ある程度、「何が起こるのかな〜わくわく」という期待を持たせる作りにしてくれたっていいじゃない?
というかそれが映画じゃない?

予告編で「誰も予想できない壮絶なラスト—」とか書いてありましたが、
冗談かと思いました。


他にも、小さな場面で、「これは伏線ですよ〜」感を出してきます。

例えば、コナンが、如何にもな感じで、「あれ?俺のスマホどこ?」みたいなことを言います。
さも、「コナンのこの携帯が後々でてきますよ〜」っていう感じを醸し出してきます。

わざとらしすぎる。
(ってことは、わざとストーリーをわかりやすくしているのか?なぜ?)

映画を観ていても犯人がわからない

ストーリーはバレバレでしたが、犯人は、視聴者側に与えられた情報だけではわかりませんでした。
ミステリーの醍醐味は読み進めながら一緒に推察することだ、と思っている人がいたら、
(私の彼は、いつも映画の時、コナンより早く犯人を見つけようと競っているらしい)
それが無理な構成です。
コナン達だけが情報を持っています。視聴者には教えてくれません。

ただ、「劇場版コナンはミステリーではない、SFアクションだ」と割り切っている私からすれば、もう、ここはどうでもいい。

動機に対して、やってのけた犯罪の規模があまりにおかしい

ネタバレですよ。さっきからずっとネタバレですが、これからもネタバレですよ。

今回の犯人の動機は、「自分の大切な同僚(としておく)が自殺に追い込まれたことに対しての復讐」というものでした。
それ自体は非難しません。
人それぞれ美徳があって(今回の犯人でいうと、「正義」)、それを信じて犯罪を犯す犯人は、ミステリーでは定番です。
(「犯罪を犯す犯人」という言葉、「腹痛が痛い」感がすごい)

たーだ、この犯人は、その正義を果たすために、
「大規模な爆発(1週間後に国際サミットで使われる会場をまるまる爆破する)」
「全国的なIoTテロ」
「NASA(的な機関)を介して探査機をハッキング」

するという、ビッグな犯罪を連発させます。
(「事件に大きいも小さいもない!」と、踊る大捜査線の青島巡査部長は言っていましたが、これら事件はどうみてもでっかい。)

これら一つ一つの犯罪だけでも、日本のワイドショーが一週間大騒ぎするような内容です。
それを、今回の犯人は一人で、「他人のPCを踏み台にして不正アクセスする」という手口でやってのけています。
しかも、自分の知識ではなく、1年以上前の犯罪の資料を読んで。

いやいやいやそんなことできるかよ超人かよー
1年前の不正アクセス事件後すぐに、エンジニアは対策を打ったことでしょう(打っていなければなりません)。
確かに、映画でも、NASAがその手口に使われたツールの解析ソフトを作っていました。

しかし、決行した犯人。無謀。というか無理。

ハッキングって、そんな簡単なものではありません(ましてや全国規模のハッキング)。
ものすごく知識が長けてない限り、ITテロなんてできません。普通のエンジニアはそんなこと、やろうともしません。無理とわかっているから。

ITは日々変化していて、環境も複雑で、難しい。1年もあったら、ものすごく進化します。
同じ環境で同じことしようとしても難しいのに、ツールの使い方が指南されてたからって、簡単にハッキングできるわけありません。

爆弾の作り方をみて、爆発物作ったよ!というのとは訳が違います。

言うなれば、DASH村を見てわかるように、お米の作り方を勉強しても、実際に自分の土地でお米を作り始めると、なかなかうまくいかないでしょう。
土やその年の気候など、自分の環境に合わせて整備して、想定していなかった事態にも対処できる知識が必要です。
人の作った手順書をみただけでIoTテロをする犯人(検事)って、それはもう、明雄さんの助けを借りずに米を育てるTOKIOみたいなもんです。あり得ないことです。
(ことわざみたいになった)

一人の人間が自殺に追いやられたことを恨み、
追いやった組織そのものを恨み、
宇宙探査機をハッキングする(?!!!!!!)

いくらコナンでも現実味がなさすぎる。
ミステリーとして致命的。(アクション映画として割り切っているとはいえ、トリックが非現実すぎるとそれは本当にもうSFになってしまう)

IoTテロっていう観点は面白かった。もっといい話の流れだったら、これからの時代、現実にも起こりかねない、とゾクゾクしたと思う。
ノアズアーク(ベーカー街の亡霊)の時みたいに。

話は逸れますが、SP(岡田准一・堤真一が出ていたやつ)では、
堤真一が、「国民にテロの脅威を実感させる」という正義のために、国会を占拠します。
彼自身が”テロから要人を守る”方のプロで、
ちゃんと同志を集めて、計画立てて、自分でテロを起こします。

そこまでいくと、「おおおおお正義を盾にテロするなんてこわぁい…おおお…」となりました。
しかし、今回の犯人は、「えっ…IoTテロっていうすごいこと起こしたのに、標的は結局公安??えっ…?!」って思いました。
なんかスケール感がちぐはぐ過ぎた。

今回の脚本家は人気刑事ドラマの相棒も手がけてる方と伺いました。
相棒は社会的な問題にも触れて見たりする物語も多いです。相棒はそういうところも好きです。
そのように、IoTテロという問題を社会に提起したいなら、もっと、リアリティを感じれるようにやってほしかったです。
いくらコナンがスケボで車と並走する世界とはいえ、今回の物語は、IoTテロの怖さは一切感じませんでした。
IoTテロ起こってるのに、その直後の場面で白鳥刑事普通に電話使ってるし。

(自分のスマホも発火するかも、怖い…みたいな場面描画もなかったから、もしかしたら、制作側には問題提起の意図はなく、ただ、なんかかっこいいからIoTテロ起こしとこ!みたいな感じだった…?)

子供が爆薬の乗ったドローンを操縦する

落ちてくるカプセルの軌道を変えるために、
コナンたちは、爆薬を使います。

爆薬を乗せたドローンをカプセルまで接近させ、爆発させます。

すごい計画。

現実世界で同じ原理で帰還したはやぶさは、
大気圏に突入した時(<パラシュートが開く前)の落下速度が秒速約12kmでした。
秒速12kmです。
1秒で、東京駅からディズニーランドまでぶっ飛んでいく速さです。

その物体に対し、なんと小学一年生が、
爆発物を持ったドローン操縦し、接近していきます!!!!
(少年探偵団には、「帰還カプセルをドローンを使って近くで見よう」と伝えています)

えっ!なにごと!
危険!!!!

えええミ

自分たち(少年探偵団)が本当は何をしているかの真実も伝えず、遊び感覚で操縦させちゃう。
これは博士もコナンも哀ちゃんも安室も悪い。

コナンはぶっ飛んでてなんぼだし、超速で進む物体にドローンを接近させるという離れ業も、SF映画として割り切る。
が、しかし、少年探偵団がいとも簡単にドローンをいえーい!って接近させる場面描画は、面白くも、すごくもなかった。

「お前達、協力してくれ」、という流れであれば、まだ良かった。
彼らも、真面目にお願いすればいつも一生懸命頑張ってくれるので、
日本のために頑張るぞー!とかいう少年探偵団にすれば、キャラも出てて、まだ良かったと思うのです。
(「ぼくたちわたしたち、蘭お姉さん助け隊!」(瞳の中の暗殺者)みたいな。)

なんかなー、無理やり、少年探偵団も使わせましたよーみたいな感じがなー。

キャラが変

今年はコナンが雑魚でした。
安室さんに華を持たせるためなんだろうけど…

蘭姉ちゃんも、本当にただの女子高生でした。
おっちゃんが捕まってオヨヨヨしてるのはすごくわかる。
それで、いつものような強い蘭じゃなくなるのもわかる。
しかし、そういう蘭を描きたいのだとしたら、
園子が「蘭がピンチの時にはわたしが守る!」くらいの描画があって良いでしょう。

園子と蘭の友情は、何度もいろんなところでいろんな方法で描かれてきました。(瞳の中の暗殺者・紺碧の棺・絶海の探偵・ルパンコナンMOVIE・原作…)
その度に、「この金持ちお嬢は本当にいい子だな!蘭のこと本当に大切なんだな!!」っと思わされたものです。
今回の映画も、園子が蘭を大切に思う気持ちも描くことができたとしたら、映画としてもとても美しい場面になったと思います。
なぎき
今回は、園子「工藤君は何してんのよ!」くらいで、あとは画面には写ってるけどほとんど見せ場がなかった。なんでーっ。
端に映してるだけで、園子を全く生かせていなかった。
(しかし、弁護士事務所やら警察?にもついてきてくれるんだから、やっぱり園子は良い奴。)

コナンが、「おっちゃんが捕まってしまって泣いていてかわいそうな蘭のためにも犯人を捕まえたい!」という描画はありました。
でも、何か違った。
青山原画で「蘭…」と5秒くらい遠くから見つめる様子さえ描かれてれば、それはそれで納得します。
今回のは、「くぅぅ…待ってろよ蘭…!絶対犯人見つけてやるからな…!」という場面はありましたが、
(本当に事件の解決を待っているのは捕まっちゃったおっちゃんだろ、って私の彼は嘲笑してた)
なんか、こうじゃない感がすごかった。雑。簡単に描きすぎ。

そういう場面含め、コナンが全体的に雑魚でした。
例えば、公安と弁護士が接近していくことに、追跡メガネで気が付いた場面。
もう、弁護士の声が盗聴器を通して聞こえてきた時点で、
視聴者は、「公安と弁護士繋がってたの?!」と察しがつきます。
しかし、今回は、
コナン「なんで公安の盗聴器から弁護士の声が…?たまたま近くにいただけ…?」
というセリフが入ってきます。

確かに普段コナンは頭の中でそういうことを考えながらぐるぐると推理しているのかもしれません。
しかし、「たまたま近くにいただけ…?」とかわざわざ言われると、
見ているこっちは「んなわけねーだろバーロー」という気持ちです。

安室さん華を持たせたいのはわかります。
コナンと安室の協力を描きたいのもわかります。
だからって、コナンの能力・魅力を普段より落として良いものか。
普段はコナンは、「ぼくたちが10万人目のお客さんっていうのは嘘だよね?入り口に紙吹雪が落ちてたもん!」(探偵たちの鎮魂歌)とあっさりキレキレな推理を披露します。
そうすると、視聴者は、「さっき見ていた紙吹雪はこれのことか!」と思います。

しかし、今回は、そういう場面が少なかった。
(というか記憶にない。ストーリーの雑さがショックすぎてわたしが覚えていないだけかもしれない)

映画のテンポ・間・つなぎが悪い

些細な場面の間だったり、音楽の使い方だったり、とにかくなにか、寒いし、うーん、大げさ?だった。

例えば、音楽は、唐突に「さあさあ盛り上がれ〜!」「ここは不穏な空気だよ〜!」「イケイケ〜!」と言わんばかりに、
無理やりコナンおなじみのBGMが流れます。

あと、クライマックスで、数々のカーテクニックを披露した安室に対し、コナンが「安室さんって彼女いるの?」と聞いた場面。
(コナンの聞き方は可愛かった、最高。)
ニヤッとして、含みを持たせて、グッとハンドルとギアを握って、
『このk…』ときたら、
『この車さ…!』というと思うでしょう。私の彼も友達も、そう思ったらしい。
しかし、違った。

『この国さ…!!』

「発言直前の仕草はなんだったの…わざわざ描画する必要あった…?」となりました。
(あえてこうやってミスリードさせたかったのか?)

他にも、コストコ(的なウェアハウス)で公安の二人が大事な会話します。(なぜここで?感がものすごい)
「なんでなんでなんでここ?!」と思い、会話に集中できませんでした。コストコ。

あと、避難先のカジノタワーで、人波に飲まれて蘭姉ちゃんだけエレベーターに吸い込まれてっちゃう場面。
この後すぐなぜか普通に小五郎たちと再会してたし、あの場面、なんだったの?ただ、蘭姉ちゃんのピンチ感だしたかっただけ???

一番ひどかったのは、コナンが、感情をコントロールできずに哀ちゃんに怒鳴ってしまう場面。
こういう場面は、良いですよ、普段人間的な弱みを見せないコナンが、ふと、人間味を出してしまう感じ。
良いです。

しかし、その場面の、コナンと哀ちゃんたちの空気感がやばい。
なんか、すごい、変。
観なきゃ伝わらないだろうから、変、としか言えないけど。

こういう場面って、「ああ、哀ちゃんに怒鳴るくらい、コナンが追い込まれているんだなぁ」と視聴者に思わせるのが目的だと思うのですが、
それが、なんか、テンポや画面の流れ?が悪いからか、
博士「えっ…なにこいつ怒鳴っとんのじゃ…哀くんのためにもとりあえずフォローしとこ…」みたいな空気感になっています。
その後、コナンが、「おっちゃんが…送検された…!!!」というのですが、これも、なんかとにかく変。不自然。

えっ…何この場面…とドン引きしました。
うまく描けばコナン史に残る名場面にもなりかねないところだったのに、勿体無い。

絵が下手

映画なのに絵が下手って何??
友達は、「コナンの顎が伸びてた」、と何度も言っていました。
アニオタでもコナンオタでもない母も、「コナンがブスだった」と言っていました。

安室さんは確かにかっこよく描画されていました。
それはもう、主人公のコナン君以上にかっこよく。

…それってどうなの?!!今回の映画のターゲット層にウケが良い安室がかっこ良ければ、コナンの顎がいつもより伸びててもいいの?!

ゴロちゃん(英理の猫)の絵も、適当すぎでしょう。
わたしとても絵が下手なのですが、そのわたしが書いたんじゃないかと思うくらい、ふっつーの、落書きの猫でした。
ゴロちゃんあんな顔じゃないよぅ…。もっと可愛いよぅ…。

その他

  • 上戸彩はまぁまぁ良かった。(優木まおみ(天空の難破船)には劣るけど)
  • 福山雅治ってかっこいいよね
  • 博士の技術力すごい。ソフトもエレキもハードも…。あいつやべぇわ…。
  • 今年の博士のクイズは無理ゲーすぎてとてもつまらなかった
  • おじさまのピンチでオヨヨヨとしている蘭に一緒にいてくれる園子、本当に良いやつ

まとめ

ワクワクする映画が観たい

ぶっ飛んでていいんです。
劇場版コナンはそういうものだ、と、受け入れています。

ベーカー街の亡霊だって、10歳が作った人工知能に身体を人質にとられちゃうっていうびっくりな話だったし、
天国へのカウントダウンだって、蘭姉ちゃんがバンジージャンプするし子供たちが車で空ぶっ飛ぶし、
去年のから紅のラブレターなんかコナンがパラボナアンテナを周回するし(?!!)。

たとえコナンがドローンに釣られて空から麻酔銃を打ち入れても、そういうもんだと受け入れます。

ただ、その、流れ、見せ方は大事です。
(コナン的に)ありきたりなストーリーが見え見えなのは、つまらない。
人工衛星がコナンの犯罪に利用されたことはないからその点ぶっ飛んではいるから、それ自体は良い。
ただ、今回は魅せ方が悪過ぎた。

あ、この探査機蘭姉ちゃんに落ちるわ、と分かった時点で、それをコナンが愛の力でなんとかするんだな、というところまで、バレバレです。
つまり、それじゃあ見る意味がない。今までの映画を回想するようなもんです。

「キッドが警察車両を何台も引き連れてきて、
それらが綺麗に飛行機を誘導するように整列して、
コナンたち助かる」(銀翼の魔術師)、みたいな
えー?!そんな手段で解決しちゃう〜?!
みたいなのがあるから、面白いのです。
さすがに、声で電話かけた時(戦慄の楽譜)は、「えっ…(´⊙ω⊙`)」ってなったけど。笑

コナンはもはや子供向けではない

公安がどうたらとか、警視庁がどうたらとか、送検がどうたらとか、
公安の安室をヨイショする映画だから仕方ないのかもしれないけど、
とにかく難しい単語が多かった。

安室の映画、っていう時点で、(アニメ好きの)大人を潜在ターゲットにしてるんだなとは思っていましたが、
これじゃあ、子供は完全に排除です。
ちんぷんかんぷんです。(大人だけどバカな私もちんぷんかんぷんだった)

第一次コナン世代(コナンがパラパラ踊ってた頃)の人は、子供を持つ年代になってきました。
もうちょっと、みんなが楽しめる映画にしても良いんじゃない?

来年への期待

来年も、キッドの映画のようですね。
(アニメ好きの)大人をターゲットにすると、そんなにも儲かるのでしょうか。

商売は売り上げがあってこそで、大人はたくさん金を落としてくれるから、その人たちをターゲットに、ウケそうなテーマにする。
このビジネス戦略自体は、評価します。

何十年来のファンの私は毎年単行本と映画しかコナンに金を落としていませんが、
缶バッジやらカフェやらにいく方たちは、すごくコナンに貢いでくれているのでしょう。
何度も同じ映画を観に行くという話も聞きました。
それはむしろとてもありがたいことだから、そういう方たちをターゲットに映画を作成することに異論はない。

ただ、だからって人気キャラを出せば良いってことではないですよ。
コナンとして面白くってなんぼです。
昨年のように、人気キャラを出しつつ、興行収入もあげつつ、従来のファンも満足できる内容を、期待しています。
(今年の映画、収入どうなるんだろう。私的にはつまらなかった異次元の狙撃手や純黒の悪夢も成績は良かったみたいだから、今年もいいところまでいくのかな??)

コメント

  1. ゴーマニ より:

    脚本担当したの相棒とか科捜研の女の脚本してる方ですよ。むしろいつもより大人向けと言えます。毛利小五郎と蘭の見せ場は少ないけど代わりに妃さんの出番がいつもより多いし小五郎と妃さんの絆が描かれてたかと。新キャラにスポットライトがあたって面白くない気持ちはわかりますが、その感情で目が曇ってませんか?自分は
    蘭をないがしろにして灰原推しの某映画より断然コナンしてたと思います。
    あと作画についてですが綺麗な作画って金かかります。ファンであるならどうか、口より金で支援したって下さい。グッズ売れない円盤売れないじゃ予算増えません。

    • くろむすび より:

      ゴーマニさん

      コメント、ありがとうございます。
      もし気を悪くされたのであれば、申し訳ありません。

      むしろいつもより大人向けと言えます。

      おっしゃる通りだと思います。
      いつもより警察事情にスポットが当てられていて、
      そういう点では、コナンの中でも指折り数える、「サスペンス」感のある映画だったと思います。

      妃さんの出番がいつもより多いし小五郎と妃さんの絆が描かれてたかと

      こちらもおっしゃる通りだと思います!
      確かに、英理と小五郎のやりとりが長く描写されていた映画は、14番目の標的ぶりなんじゃないかってくらいですね。
      ただ、だとしたらなおさら、
      小五郎が無事解放されたときの英理の安堵感とか、
      蘭が長年(半年?)願い続けている、母を含めて一家団欒が久しぶりにできた喜びとか、
      そういうのを、ただ場面として流すだけじゃなく、心情が伝わるようにもっと丁寧に描いて欲しかったなぁという思いもあります。
      (ありましたっけ、記憶に残ってないだけ?)

      新キャラにスポットライトがあたって面白くない気持ちはわかりますが、その感情で目が曇ってませんか?

      なんども申し上げているように、安室さんにスポット当たる分にはかまわないんです!
      毎年誰かにスポットがあたっている(その年の映画だけのキャラにスポットが当たることも多いですね)ので、それが今年は安室だったというだけのことだと思います。
      ただ、彼にスポットを当てるために今までの映画のよかった部分を削ぎ落としたことを、不満に思っています。

      蘭をないがしろにして灰原推しの某映画より断然コナンしてたと思います。

      某映画…うーん、沈黙の15分のことでしょうか…?それとも絶海の探偵…?
      (トンチンカンなこと言っていたらすみません)

      あと作画についてですが綺麗な作画って金かかります。ファンであるならどうか、口より金で支援したって下さい。グッズ売れない円盤売れないじゃ予算増えません。

      これまでも、本と映画の売り上げで名探偵コナンはいい作品をたくさん作り出してきてくれています。
      最近は昔と比べていろいろなグッズもでていますし、
      コナンは毎年邦画アニメランキング上位を争うコンテンツで興行収入も年々増えているので、
      予算は初期以上に十分にあると思います。
      だったらより、今まで以上に良いものを作り上げて欲しいなと思っています。
      (私はお金を落とさないぞ!と申し上げているわけではないですよ)

      今年の映画だと、安室が電話ボックスで会話している場面で、背景が今までのコナンにはないような、
      新海監督の作品みたいに綺麗な空が描かれていましたね。
      そういう新しいことに挑戦するのは大歓迎です。
      ただ、アニメの作り方をよく存じ上げないので適当なことを申し上げるのですが、
      そこにお金を使ったのであれば、さらに、コナンの顔にもちゃんとお金を使って欲しかったなと思います。

      何も、それこそ君の名のような綺麗な絵を描け、と申し上げているわけではなく、
      今まで通りコナンをちゃんと描いてくれ、と申し上げているだけです。

      …すごい長々と失礼しました…。笑

  2. 若本 より:

    初めまして、公開初日に嫁に連行され観てきた者です。
    私自身は生粋のコナンファンというわけではないのですが、ちょうど世代でして単行本も70巻辺りまで集めてました。最近嫁がハマり、また集め始めた復帰勢(?)でございます。

    映画も初期の方は映画館に足を運んで楽しんでいました。復帰後、最初に観た映画は純黒でした。いろいろとんでもない展開でしたが非常に楽しめました。のちにBDを購入するほどに…。

    ですが、今回の零の執行人はちょっと…いやかなりいただけませんでした。感想としてはくろむすびさんとほぼ同じものです。

    私が気になったのは、風見さんがコナンに安室さんへの印象を語るシーンや終盤の上戸彩さん演じる弁護士が風見さんと安室さんへ激昂するシーン、あれらの必要性が理解できませんでした。

    また、大人向けの脚本と言われるととても違和感を覚えてしまいます。大人向けだというのならもっと脚本を練って欲しかった……。警視庁に対するテロ行為=ほぼ国家への敵対行為なのになぜ自衛隊は出動せず、ミサイルで迎撃しないのか等ツッコミが追い付きません。
    いや、コナンで安室さん回なので仕方ないのですが。笑

    ともあれ、今後の映画で持ち直してくれると嬉しいですよね!
    とまぁ、長文で書きたい放題してしまい失礼しました。

    • くろむすび より:

      若本さん

      コメントありがとうございます!

      純黒の悪夢は、観覧車転がった時はどうしたものかと思いましたが、
      全体的にはハラハラできる場面が何度もあり、印象に残る場面もあり、私も、今回の映画より好きです。
      (観覧車転がった時はどうしたものかと思いましたが)

      私が気になったのは、風見さんがコナンに安室さんへの印象を語るシーンや終盤の上戸彩さん演じる弁護士が風見さんと安室さんへ激昂するシーン、あれらの必要性が理解できませんでした。

      ありましたね、そんな場面!!

      弁護士が激昂する場面も、そういえばなんか変でしたね…。
      いまいちグッとも来なかったし…(もはやよく覚えていない)
      どちらの場面も、尺の長さの割に、話の内容はそんなになかったからか、冗長感があった覚えがあります。

      警視庁に対するテロ行為=ほぼ国家への敵対行為なのになぜ自衛隊は出動せず、ミサイルで迎撃しないのか等ツッコミが追い付きません。

      そうです、そうです!その違和感!!!!!
      小学生が操作しているドローンが爆発することに全てを託している、あまりにアンビリーバボーな展開!
      もっと、カプセルが落ちてくる(のを防ぎたいけれど衛星からの収集物は守りたい)ことに対して
      奮闘する官庁やコナンたち、みたいなものがあればよかったものの…。
      会議室のあの偉そうな人たちはなにをしていたのか…。

      JAXAやNASAと協力して、落ちる速度から爆破のタイミングを計算して、いまだー!!!!ってボタンを押す、みたいな演出があれば、
      まだ、なんかドキドキハラハラ感があっただろうに、
      そういったものも一切なく、いとも簡単にカプセルを処理してくれちゃったのがとても残念です。

      とかなんとか言いながらも来年の映画が楽しみなので、それがコナンの凄さですね笑

  3. 匿名 より:

    コナンとして面白くてなんぼ
    結局これですよね
    相棒っぽいことしようとしてもしきれてないです 中途半端で陳腐、大人向けと言うには程遠くかといって子供はよく分からない

    初期の作品考えたらそんなことしなくも面白い、ワクワク感溢れるものは作れるはずなんですが今回は公安を絡めたということで流すことにします

    • くろむすび より:

      匿名さん

      コメントありがとうございます。

      相棒っぽいことしようとしてもしきれてないです 中途半端で陳腐、大人向けと言うには程遠くかといって子供はよく分からない

      おっしゃる通りだと思います…
      相棒に求めるものは相棒で見るので、相棒で表現してくれれば良いです、
      私たちは、コナンがみたい!!!

      もちろん、時間が経つにつれ時代や内容に合わせてだんだんと表現の仕方が変わっていくのは良いことなのですが、
      あまりに生半可で中途半端だと、ちょっと受け入れ難いですね…

      今回は公安を絡めたということで流すことにします

      公安をメインにする、という最終目標に向けてストーリーを組み立てていった感じ?があったから仕方ないのでしょうか…笑
      来年が楽しみですねー!