随時加筆修正していきます
ワークショップ
2018/10/19(金)
2018/10/20(土)
どうでもいいけど、宿題のフォトエッセイを印刷するためにWordファイルをWebで登録してコンビニで印刷するサービスを利用したら、
A4カラーで1枚60円もした。
PDF化して、スマホを複合機に繋いで印刷すれば30円で済んだらしい。
高いよコンビニプリント。
手法に溺れない
体系的に学ぶ→先人の苦労を学ぶ
UXデザイナーに向いているかどうか
考え続けられる能力があるかどうか
フォトエッセイ [P.211]
- テーマについて、写真とエッセイを組み合わせて表現するもの
- ポジティブ(やっていること)・ネガティブ(できていないこと)についてそれぞれ記述する
宿題
授業の前に、フォトエッセイの宿題がでた。
- テーマ「社会人が新しい知識を学ぶ」
インタビュー
2~3人組になり、フォトエッセイの内容についてインタビュー。
インタビューは、真の価値を聞き出すために実施する
コツ
- 「師匠と弟子モデル」を意識する
- 弟子=インタビューをする人、師匠=インタビューされる人
- 師匠に対して物事を教えてもらう姿勢でインタビューをする
- 「そうなんですね〜」「なるほど〜」「それはなぜですか?」
- インタビュアー効果に注意する
- × 解釈者効果 = 相手のあいまいな言葉を勝手に解釈する
- × 予想効果 = 思い込みによって知らず知らずに答えを誘導する
- 「それはつまりこういうことですね?」
相手や内容によって臨機応変に問いを変える必要があるため、定型文で聞けば良いものでもなさそう。
インタビューの経験値や、自分自身の知識や経験の豊富さも大事?
体験価値分析
インタビューで聞いたことも踏まえ、フォトエッセイの内容=事実の背後にある、ユーザーにとっての価値を抽出する
どんな小さな出来事にも価値はある。
KJ法
- 川喜田二郎さんが考えたデータをまとめる手法
- 定性情報の分析法としてよく知られている
KA法
1. KAカードを作成する
- フォトエッセイ・インタビューの内容から対象者の特徴的なこと出来事を抽出する
- なぜこの人はその話をしたのか?
2. 体験価値の抽出
- 価値は解釈して書かない
心の声に「価値」をつける程度
どんな小さな行為でも背景に価値が存在する 動詞+価値で表現することで体験の価値を導出
~する価値
~しなくて済む価値
~できる価値フォトエッセイは、ポジティブなこととネガティブなことを両方とも書いてもらっている
- TypeA(ポジティブ)
- TypeB(ネガティブ)
出来ていないことを書いている
→ ユーザーにとっての価値とは、”本来できたときの価値”=ポジティブなことを書く(未充足)。
- プロセス的要素があれば抜き出す
3. 価値マップの作成
KAカードを価値ごとにグルーピングする
- 価値マップ作成中にほかの価値を見出すのは大変良いこと
→ 違う色のポストイットで貼っておく
→ さらに価値を調査すればよい 価値を構造化する
- 行為のほうから、その裏側の価値を見る
- 細かい文脈はないが大きな行為の構造が見える
- →価値は構造化できる = ユーザーの心の構造
- 潜在ニーズを発掘する
グルーピングのタイトル(価値)をつけるときの注意点
抽象度を高くしすぎない
→ 人の行為は最終的には「安心」「安全」「幸せ」になるテーマから外れた価値にしない
「簡単」「便利」な価値が多々出てくるが、どうせそうなるんだから、ほかに価値があるならそっちを書く
行為はちがうけど同じ価値のものをまとめる
※ 「~系」にしてはだめ(しちゃいがち)ひとまとまりにするときに四角で囲わずに丸で囲む
- 人は四角だと並べてしまいうが、丸だと関係性を考える(🍙興味深い)
ポストイット
下からめくらずに横からめくる
文字を大きく書く
ペルソナ
今回は時間の関係もあり価値マップからペルソナを作成
- ペルソナが重要視する価値を中心にペルソナ化する
タイトル大事
現在の時間軸のユーザーのニーズ・不満・不安
- 使用前の期待・不安の声 = 予期的UX
- 使用中の声 = 瞬間的UX
- 使用後の声 = エピソード的UX
ここまでがモデリング
アイデアだし
- ターゲット(人)、ベネフィット(モノ)、シチュエーション(場)の3要素を考慮して、商品コンセプトを決める
UXコンセプトツリー
投票
出されたアイデアに対して、みんなで投票する。
赤(使ってみたい)・青(企業としてうけそう)・黄(実現性高い)のポストイットを一人1枚ずつ持ち、貼っていく。
- なぜ良いと思ったのかを明確にしようとすると、新たな価値が見つかる?
赤重視
- 青しか入っていないものは除く
- 黄色しか入っていないものは下げる
上位化
得票数が高いものの共通点を探す
→アイデアを実現するために、概念的なコンセプトを探す抽象度合いのバランスが大事
「~だから楽しい」くらいのアイデアが調査に基づいたものになっているかを再確認する
価値マップがペルソナになるときに齟齬が起こっていないか
アクティビティシナリオ
構造化シナリオ法
アクティビティを洗い出して、必要な機能やアイデアを出す
ユーザーの行動
だすのはタスクではなく、行動に伴った意欲 と 行動
= タスク実施させるための行動を出す
- 行動 = 意欲と反応
(ACTIONという意味での行動ではない) ユーザーがこちらが望む行動をするようなつくりを考えることがUX
どういう体験として認識されるのが望ましいか本来はサービスを使い始める前まで考えるべき
ユーザーの行動はすべてつながっている
フルスタックというらしいユーザーの行動 = To beのジャーニーマップ(?)
体験がわかってないのに書けないのでこの方法をとっている
→ できるひとはこの方法をとらなくてよいペルソナを生かす
ペルソナを立てておしまい、になりがち。ベルガンディ
意味のイノベーション
感想
教科書から学んだ知識を実際に生かすことができなかった
- 学びたてのことをすぐ実践に移すのは難しい
- 頭でわかっていることと実用するのは別
- インタビュー難しい
- ついつい、自分の解釈があっているかを確認するために、「つまりこういうことですか?」と聞いてしまいがち
- 短時間で確実な成果を出すためには、ゴールと手法を全員が理解している必要がある
- そもそも経験がなかったため、どういうものが成果物になるのか、というところに頭を使ってしまい、
最終的な目標を見失うことがあった
- そもそも経験がなかったため、どういうものが成果物になるのか、というところに頭を使ってしまい、
- UXデザインを考えるときは、常識にとらわれていてはいけない
- 「普通こうだろう」という考えは捨てて、目の前の事実を元に物事を考えたほうが柔軟な意見・考えができそう
講義を受けて、「シナリオ」を知り、その単語を使う人が(主に社外に)いたということに気が付いた。
今までは多分スルーしてたんだろうけど、意識するようになって気が付いたのだろう
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